著者のエピと成功まで

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拓斗「おぉ、澪、お前サッカーは?」 あれ?なんか拓斗、澪に冷たくない?たしか拓斗と澪は親友のはずじゃ? 春海「澪!お前がいるとか久々じゃん!こっちこいよ~」 十分後⏰ 「「はぁあ満腹!」」 澪以外のみんなが はもっていう。 冷夏「ねぇ!食べ終わってすぐっていうのもあれなんだけどさぁ、鬼ごっこしない?」 はぁ、また冷夏は そういう余計なことを…。冷夏はあたしたち の通う桃園小学校1の 元気娘で走り回る 遊びが大好き。 一緒に遊んでいるのは 男子ばっかりだし 姉の春海も冷夏と 同じだった。 「あぁ、あたしはパス。みてるから」 いつものことのように 菜摘がいった。 菜摘は足がはやいのに 動きまわるのが 大嫌い。あたしと 同じタイプだった。 あたしは足が遅くて ドジなので男子とかに バカにされるのが いやだった。 「あたしもパ…」 あたしが そういいかけると 「ゆずるは強制。」 いつもこのやりとり。 たとえ足が痛くたって やっていた。 男子は全員参加した 「じゃあ拓斗からね!」 冷夏がそういって ゲームスタート。 拓斗はすぐに澪を タッチした。 あたしは澪の近くに あった木の陰に隠れていた あたしはキラキラした 笑顔で、走ると 冬の太陽があたって 茶色い髪がなびく 彼にくぎづけに なってしまった…。 「どうしたゆずる?ん?あぁもしかして(笑)?」 冷夏はあたしの目線 をたどって笑った。
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