62人が本棚に入れています
本棚に追加
アキが、
再び呆れた表情になる。
「ハイハイ、お帰り。」
「なんで、そんな適当なんだよ!」
「ハルだからでしょお。」
ゆったりと、
楽しそうに言ったのは、
陽に焼けた、
少し赤み掛かった茶髪で、
同じく、
赤み掛った茶色い瞳を持つ男だ。
アキが、
男に笑顔を向けた。
「お疲れさま、シェイク。」
“シェイク”は、
アキに笑顔を返した。
「ただいまですぅ。」
「だ・か・ら、俺には!?」
「今回の仕事、どうだった?」
ハルが必死に言うが、
アキはさらりとかわす。
「いつも通りですよぉ。さくさくっと終わらせて来ましたぁ。」
最初のコメントを投稿しよう!