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「ほんっと、ハルは単純だよねぇ。」
シェイクが、
呆れたように、
面白そうに言うと、
同じように、
船内に入って行った。
青年が、
不思議そうにショウを見る。
ショウは、
面白そうに笑っていた。
「大丈夫、あれが普通。あれが、この船なりの愛情だよ。だから、ハルも大して気にしてない。」
もう一番、
青年の頭を軽く撫でると、
ショウは剣と、
丸めた紙を持った。
「アキ待たしても怖いし、飯に関しては、フランク待たすのはもっと怖い。俺らも行こうぜ、コウ。」
にやりと、
悪戯っぽく笑って言ったショウと、
つられて笑った“コウ”は、
船内に入って行った。
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