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「またあの夢か……」
僕はあの夢の情景と謎が気になって仕方がなかった。
「あの夢、何かひっかかるものがあったような……」
いろいろ考えてみたが、なかなか思い当たるところがない。
ふと、僕の脳裏にあるフレーズが再生された。
「蛍は……人の魂……?」
それだけはわかったが、影やそのほかの風景についてはうやむやなままだった。
「……あっ! そろそろ行かなきゃ!」
時計を見ると、時刻はもう家を出る時間だ。
僕は急いで支度をして、学生寮を出た。
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