戦鬼

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◇◇◇ 「俺様の戦鬼をここまで削ってくれるとは…だがまあいい。お前も流石にもう動けないようだな。」 六十人いた戦鬼を残り十人まで減らしてやったが…さすがに魔力が尽きてしまった。 この私が指一本動かせないまで追い詰められるとは… 「さて…お前を殺すのは目の前で娘を殺ってからだ。俺たちに手を出したこと存分に後悔するがいい。」 「何だと!?」 やはりエアリスは生きていたか。となると…雪野とやらが私でも気づかなかった攻撃からエアリスをきちんと守ってくれたのか? く…それなのに私は… 「あー、はいそこまで。」 そんな時だった。 この場を冷気が包み出したのは… 「白ローブ?何だ次の標的もここにいやがっ…たッ!?」 急に炎鬼の言葉がつまった…かと思うと奴は顔面に拳をくらい吹き飛んでいる最中だった。 「なにが…」 もはや訳が分からない………く…そろそろ体力の限界か… ―――――― ――――― ―――― ――― ―― ―  
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