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「…やっぱりパソコンか、」
小さく続いた声。
うーん、と難しい顔をしている。
「なんだよ?」
「赤木が目疲れてるの、パソコンよく使ってるからじゃない?」
納得したような口ぶりで赤木を見た。
「あ、まあ言われてみればそうなんじゃねえの」
蜜蜂の言いたいことがわからない。だから何だというのだ。
でも、と蜜蜂は続けた。
「どうしてそんなにパソコンばっか使うんだ?赤木は…」
「細々した作業をするようには見えない、ってか?」
「まあそうだけど…」
意外とはっきりと自分の考えを口にする蜜蜂に、些か驚いた。
「喧嘩してそうなイメージか、こんなナリだし」
赤いメッシュが入った髪に、もともとの鋭い目つき。いかにも不良、という見た目だ。
「うん、そんな感じ」
赤木の柔らかい口調に、冗談まじりに答える。
「あんたは独り言が多そうだな」
「うう…」
口元を緩ませて蜜蜂を見る。たしかにその通りかもしれない。先程のことを思い出して蜜蜂は言葉を詰まらせた。
「じゃ、仕事ももらったしそろそろ行くわ」
結局、蜜蜂の押しに負けて仕事量を増やすことはできなかったが。目を休ませろ、ということなのだろう。今日のところは彼の心遣いを汲んで引き下がった。
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