壱話

2/7
前へ
/55ページ
次へ
「名~津~、あんたいつまで、イジケてるの?」   「だって…だって…」   「だってじゃないし自分悪いじゃん?」   「違うもん、ゆうちゃんあたし悪くないもん」   「ま…頑張って追試受けてきなwwww」   「ゆうの鬼、悪魔、バ……すいません」 なんで、謝ったかって、どす黒いオーラを放ってるのですよ、うちの友達は… 「一回だけ殴ろうか」   「めっそうもない、すいません」   「分かればいいのよ、じゃ~あたしは、帰るから、またね 名津~」   「は~い、またね」   これが、あたし達のさいごの会話、この後に起きる出来事は今も覚えてる
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

366人が本棚に入れています
本棚に追加