壱話

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「はぁ~、あの糞じじぃ~、次は髪抜いてやる」   と、思いながら、あたしはいつもの道を帰ってました、その時、何故か、ふと思ったの、<あ、たまには近道しよう>と…   「久々にきたな、この神社」 小さい時、よく怒られて来たっけな~、護神木も一段とでかくみえるわ(笑)   「さて、帰る…か……え…」 “やっと、みつけたで、俺の…” と、聞こえたときには、強い風と共に空の上に… 「な…なんで…ど…どうしてよ~」 と…目を閉じて開けたときは、元いた場所に居ました、途中で寝てたのかな? あたしは、怖くなり立ち上がり「早く帰ろ」と一言呟いて、山を降りた、この時には、始まっていた、あたしの物語が…
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