弐話

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ふたりして、ギャーギャー言い争いをしながら、気が付いたら、大きな門の前にいた。   「ここはどこさ、ジジくさ」   「あ゛、マジ泣かすぞわれ、コホン、ここが我ら新撰組の頓所だ」   「…へ…へぇ…」   (とうとう来てしまった、雰囲気が怖いよ、あたしどうなるのかな)と、おもいながら、門をくぐった先に見たのは… 広い屋敷、木が以外に多く、沢山の洗濯物が干してあった   「うわぁ~、あたしの時代にはない光景だ」   「?、そうなんか?、ま、エエは、今から副長のトコに行くから、着いてきいや、バカ名津(笑)」   「バカは余計だし」   アイツの一言一言がムカつく、けど、今は、このオヤ…おっと…、山崎さんを頼るしかない、あたしが、元の時代に戻る方法を探すために…
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