『俺の可愛い妹はヲタ』

先ずは妹を知って下さい。

(１)

晩御飯を食べ終わり、俺と奈々はリビングのソファーに座りテレビを見ながらくつろぎタイムに入っていた。

すると妹は真剣な眼差しで俺に話しかけてきた。

奈々｢おにぃの好きなタイプってなに？｣

俺｢え？好きなタイプ？そうだなぁ…｣

突然の問いに驚いたが、少し考え答えた。

俺｢優しくて髪はショートでスポーツ出来る人とか結構好きかも。｣

そう笑顔で妹の問いに答えてやったのだが、当の本人は物凄い嫌な顔をしていた。

奈々｢私はそんな解答を待っていたわけじゃないんだよ。おにぃは何萌か聞いたの…｣

俺｢いや、あの…何かごめん｣

奈々｢分かったくれたのなら良いんだよ。でもおにぃの答えで少し分かったかも。おにぃはズバリ…ツンデレ好きだね…。｣

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暫く時間が止まった。