強化合宿

34/44
前へ
/269ページ
次へ
静かになってから 数十分間 そのうち 寝られるだろうと 目を閉じていたが、 どうやら 完璧に目が 冴えてしまったようだ。 ハァ―…; 思わず長めの ため息が出る。 …コイツに付き合うと 昔っからろくな事が 無いんだよな…; 疲れ気味な眼差しで 健人の寝顔を眺めた。 何とも 間抜けな寝顔が 少しだけ面白かった。 が、 1分もしない内に 飽きて目線を 窓へとやった。 外からは 薄く白い光が 差し込んでいた。 真夜中なのに 昼間のように明るい。 参ったな… 全然眠くねぇ…; 枕元にある 携帯に手を伸ばした。 スチャッ! AM1:29―… …ちょい体動かして 適当に疲れるか…。 大介は 布団から出ると 静かに 部屋を出た。 .
/269ページ

最初のコメントを投稿しよう!

469人が本棚に入れています
本棚に追加