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静かになってから
数十分間
そのうち
寝られるだろうと
目を閉じていたが、
どうやら
完璧に目が
冴えてしまったようだ。
ハァ―…;
思わず長めの
ため息が出る。
…コイツに付き合うと
昔っからろくな事が
無いんだよな…;
疲れ気味な眼差しで
健人の寝顔を眺めた。
何とも
間抜けな寝顔が
少しだけ面白かった。
が、
1分もしない内に
飽きて目線を
窓へとやった。
外からは
薄く白い光が
差し込んでいた。
真夜中なのに
昼間のように明るい。
参ったな…
全然眠くねぇ…;
枕元にある
携帯に手を伸ばした。
スチャッ!
AM1:29―…
…ちょい体動かして
適当に疲れるか…。
大介は
布団から出ると
静かに
部屋を出た。
.
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