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薄暗い中、
赤いジャージを着た唯が
そこにいた。
唯「…ごめん;
驚かすつもりは
無かったんだけど…」
大「まーちょい
ビビッたけど…
どうしたんだよ?」
唯「外から
何か音がしたから…」
そう言いながら
唯は近くのベンチに座った。
唯「…眠れないの?」
下からのぞきこみながら
唯が聞いた。
大「ん…まぁ…
色々あってね…」
そう言って
大介もすぐ隣に座った。
唯「色々…?」
大「健人達の遊びに
付き合わされてさ、
結局 目が覚めて…;」
ため息混じりに
大介は呟いた。
大「ま、やることも無いし
素振りでも
しようかなぁ…と」
大介はそう言うと
バットを指差した。
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