友達

2/2
前へ
/14ページ
次へ
『大丈夫だよ』って君の声がいつだって僕の支えだったよ 変わることなんてないと信じてた 今 ここに君は居ない どんなことでも笑いあえたのは僕と君だったからだよね? 時間が周囲を変えていくことを知っていたから 『君だけは変わらないように』 僕は君を守りたかったよ 遠くなる声は 今は僕の隣にはなくて 偽りの笑顔の僕を助けて欲しかった こんなことになるなんて思いもしなくて 『僕等だから大丈夫だ』って信じていたんだよ もう僕の話で笑顔になる君は居ないよ 一緒に泣いたこと 一緒に笑ったこと 忘れたくないよ これからは 別々の道が見えるんだね
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加