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「ぬぅううッ!! さすがは三河の根性!
そのお若い歳でこの幸村と競り合えるとは!」
「ぃや! そなたの…甲斐の力は強い…防ぐだけで精一杯じゃ!」
「なんの! それがしはただ突撃することしか能は無し!
故に貴殿は様々な戦力、知能、そして兵との絆がある!
うぉおおおッ! この幸村! 未熟である事を喜ぼうッ!」
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「だ…旦那! 向こうから何かが飛んでくる!;」
「なッ…なに! 家康殿…あれは本田殿か!?」
「いや…忠勝はまだ呼んでおらぬ!
それに…あれは……船?」
「こ…こっちに来ているのでござるか!?」
「Σ…旦那…あっちから独眼竜と竜の右目が見えるぞ…!」
「な…それは真か佐助殿!」
「あの船は一体…」
「Σぅおッ…眩しい!」
「なんだこの光は!」
「あの大砲からだ…。
……Σあれッ…旦那! 独眼竜の姿がねぇぞ!」
「どういう事でござるか!」
「真田殿! ここは一時休戦しようぞ!
わしらも狙っとるかもしれぬ!」
「くッ…皆引けぇッ!」
「よし…旦那、俺達も退散だ!」
「待て佐助殿! それがしは政宗殿と片倉殿を助太刀せねばならぬ!」
「ちょ! 待てよそれじゃあ…あの船に近づく気か!? 危険だって!」
「いや、見捨てられぬ!
逃げるなら佐助殿一人で行くがいい!」
「……;
…お館様に報告しとくからな?;」
「頼むぞ佐助殿!
うぉおおおらぁああ!」
「…はぁ;」
「真田殿! わしも行くぞ!」
「Σいッ……家康殿ッ…」
「わしも人を見捨てられぬ性格でな。
ともに行かせてはくれぬか?」
「…家康殿………よしッ! 行きましょうぞッ!」
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