第一章

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「いってきまーす。」 元気はあるが、少しやる気のない声が駆け抜けてゆく。 その後、 「いってらっしゃい。」 という返事の後、僕は家を出る。 もう3月も終わりが近いというのにまだ肌寒い。 もうそろそろ暖かくなってくる時期だろう。 僕は耳にイヤホンを付け、コードをポケットとリンクさせている。 学校には持って行ってはいけないが、ミュージックプレイヤーを聞きながら通学している。
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