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空は雲一つない快晴
今日から桜我と雪成は
結婚生活をスタートさせる。
雪「桜我さん、荷物はこれで全部?」
身重の妻の変わりに、荷物を車に乗せ終わった雪成が聞く。
桜『うん♪OK♪』
今までお互い実家暮らしだった二人は、妊娠発覚した四ヶ月前に入籍だけ済ませ
桜我が安定期に入ってから引っ越しをする手筈にしていた。
しかし、桜我溺愛の母が寂しいし心配と妊娠七ヶ月になる今日まで離してくれなかったのだ。
だから今日からの二人っきりの生活に桜我はワクワクしていた。
忘れ物無い?
やっぱり、付いて行って引っ越しのお手伝いしようかしら…
なんて言い出した桜我の母を
やんわり宥めて断った二人は
これからの生活の拠点となる新居にむかうのであった。
桜『お母さん、今までお世話になりました。また連絡する。バイバイ』
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