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(,,゚Д゚)「最近街が一つ消えたらしい」
(;*゚ー゚)「えっ」
街が消えた。
これは彼の仕業だろうか。
いや、だろうか、ではなく彼の仕業なのだろう。
そのような事が出来るのは彼だけである。
しかし今回の彼は考えでもあるのだろうか。
記憶を改竄しないと面倒臭くなるというのに。
(,,゚Д゚)「怪奇現象にも程があるよな」
そう、そうだ。
一つ忘れていたが、どうやら私以外は彼の存在は知らないらしい。
彼は自らの存在を知らしめるのが面倒臭かったようだ。
退屈ならば、知らしめればよかっただろうに。
(*゚ー゚)「怖いわね…」
ああ、怖いとも。
彼の存在は何より怖い。
(,,゚Д゚)「ま、この街は大丈夫だろうさ」
ああフラグを立ててしまった。
この街はいずれ壊されて消えてしまうだろう。
跡地には新しい街が出来るから、彼にとってはどうでもいいだろうが。
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