港街の潜む人食いザメ

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「ついた!! 」  俺達、二人は街の城門へとたどり着いた。  そして、城門で検査を受けて街の中に入っていく。  そこで一輪の風が俺達の前へ吹いた。 「……潮の香りか。  どうやら、俺達は港街についたようだな。  到着予定だった港ではなさそうということは別の港だろう」 「そんなことは、どうでもいいわよ。  それにしても、潮のせいよね。髪の毛がベトベト速く宿に行きたい」  俺はため息をついて、入口近くにある通貨交換場へ向かった。 「レートは余り良くないな。  モンスターの角の方がレートがいいみたいだな」
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