『 恩師 』

「恩師宅」

去年…一番慕っていた、恩師が他界した。

亡くなる何日か前に、先生の奥さんに☎で、主人が日向君に、会いたがっているから来て欲しいという内容で、二つ返事で、あくる日伺った。

先生は、中3の時の担任で、絶大なる人気の人でした。

当時のオレは、馬鹿みたいに、生意気で、先生に反発ばかりして…自分の評価が、低い事に、腹が立って仕方なかった！
先生の自宅に行って、布団の上に座っている…細い体を見たら、もう涙が溢れてた。

先生「よく、来たな～」
オレ「はい！」

先生「少し…昔話がしたい」
オレ「はい！」