出会い

8/12
前へ
/68ページ
次へ
私は一人で市街地を歩いていた。 目的地は花屋さん。 私の両親は事故で死んだ。花屋に行くのは、両親のお墓に供える花が必要だからだ。 …私は両親が死んだ時、神様を恨んだ。 でも、それと同時に、生き抜いてやろうと思った。 …誰にも負けないように…。 …私には彼氏がいた。 だけどそいつは…、私の両親の遺産目当てだった。 その為だけに、私に近づいた。 …男なんて…所詮。 考えることは皆同じ…。 女も…愚かな生き物…。 …私は、昔から信頼している人以外とは…これ以上。関係を持たない。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加