優しく微笑んで

幸せな日々

委員長が千香で副委員長が俺であるから、このクラスは学園の中で一番ノリがいいクラスで評判である。

そして、被告人杉山健一郎以外が妙に白熱した裁判は、

「被告人杉山健一郎を有罪と処す、一つの工場をさら地にする」

男の工場では、毎日毎日子供の元を作ってんだよ。

まだいいだろ、オマエの長～い発射台壊されるよりさ……

「ちょっ、オマエら後で殺す！！ぜってぇ殺す！！ぜってぇ殺ーす！！」

生きてたらね……

「ぎゃ、んぎゃあ、ぎゃああぁぁァァ！！！！！」

クラスの男子が健一郎の工場取り壊しに入った。健一郎の断末魔が何とも心地好かった。

「いやいや、優チンも悪よのぅ」

「いえいえ、お代官様程では……」

「「はっはっはっはっはっ」」

俺と千香の笑い声は昼休みの間、止まる事はなかった。