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「遅れてごめんなさい。大沢愛奈です。よろしく」
全員の目が釘付けになる。
本当に俺と同い年なのか?
この色気……
春休み。
俺、青山竜樹は同じ高校にいく数人を集めて遊んでいた。
カラオケ集合になったんだけど、1時間も遅れてくる奴。
どーせどうしようもない奴だろうと思っていた。
ドアが開いて入ってきたのは美女だった。
本当に、今まで見たことないくらい。
肌の色素は薄くて、透き通っている。
細くてふわふわしている髪はきれいに光を反射する。
長くて細い脚に、少し大きめの胸。
肉付きも程よく、小顔。
まさか、この俺が見とれてしまうなんて。
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