1-1.オオサワマナ

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「遅れてごめんなさい。大沢愛奈です。よろしく」 全員の目が釘付けになる。 本当に俺と同い年なのか? この色気…… 春休み。 俺、青山竜樹は同じ高校にいく数人を集めて遊んでいた。 カラオケ集合になったんだけど、1時間も遅れてくる奴。 どーせどうしようもない奴だろうと思っていた。 ドアが開いて入ってきたのは美女だった。 本当に、今まで見たことないくらい。 肌の色素は薄くて、透き通っている。 細くてふわふわしている髪はきれいに光を反射する。 長くて細い脚に、少し大きめの胸。 肉付きも程よく、小顔。 まさか、この俺が見とれてしまうなんて。
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