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「………」
なんで私の隣に誰も座らないんだろ?
もしかして私嫌われてる?
そんなわけないよね~…
「あっ!そっか!1人まだ教室に来てないんだ!」
「…はい?」
「う゛っ…なんでもないです…すみません…」
私は独り言を教室にいるみんなに聴こえるくらい大きな声で言ってしまっからみんな私を見て「どうしたの?あのこ」と言っているように私を見てきた。
ガララ…
「……遅れました」
来たっ!?
「ぁあ…別にいーよ~気にすんな。あっ!!だからって今度からも遅れたらダメだぞ!今日だけだからな。」
それでいーんですか?と先生にツッコミたくなったけど私は「あはは」っと言って笑った。
その人は「はぁ…すいません。」と言って空いてる席…私の隣しかないから、その人は私の隣の席に座った。
ジー…
「………」
「…なに?」
ジー…
「あっ!いえ…あの、その…今朝会いましたよね?」
「は?…ぁあ…そうだな。」
「ですよね!よろしくお願い「でもあれって会ったと言うか…ぶつかったんじゃなくて…?」
「…!そうですね★笑
でも、とにかくよろしくお願いします♪」
「………」
フイッ…
えっ?
なんでそっち向いちゃうの~?
彼は私がそう言うと私から目を逸らして黒板の方を真っ直ぐ見た。
「あの?…てか名前…私、古賀鈴架っていーます!あなたは?」
「………渚…」
「!渚君ですね♪よろしくお願いします♪」
「…よろしく。」
私はそれを聞きニコッと彼…渚君に微笑んでから私も渚君と同じように黒板に目を向けた。
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