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翼「でな?幼いころは毎日毎日親父とバスケの練習三昧だったのや。」
谷「沢北みたいだね。」
(スラダンのキャラ)
翼「んで、練習終わった後は絶対1on1してたんだよ。親父なんかに負けてたまるか!ってな。けど一回も勝てなかった。」
谷「…………。」
翼「んで、自分を鍛えるために、小6んときにアメリカに行ったんだ。」
谷「え?家出?」
翼「なわけないだろ。ちゃんと親父に許可取ったわ。」
谷「あ、そう。」
翼「んで、アメリカで鍛えまくって、高校生になった今、親父に勝つため、日本に帰ってきたってわけだよ。」
谷「………ふぅん。」
翼「だけど、一人じゃ試合には出れない。」
谷「………。」
翼「だから、俺のこと手伝ってくれっかい?」
翼は谷に握手の手を差し出した。
谷「………………。」
返事を返さない谷をみて翼は、
翼「ま、返事はいつでもいいぜ。俺はいつまでも待ってるからよ」
と、いって手を引っ込めた。
すると、谷は重い口を開いた。
谷「僕も武実くんや翼くんと一緒にバスケがしたい…。けど、あの部活は戻る気になれない…。」
翼は谷の肩が微妙に揺れてることに気がついた。
翼「なぁ谷。つらいかもしれないが、先輩達に何をされたか俺に教えてくんねぇか?」
谷はピクッと動いたが、すぐ返事をした。
谷「わかった……。」
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