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谷「あれは三週間前の暑い日。」
僕は一年生だから、みんなと外を走ってたんだ。
すると、急に僕だけ先輩に呼び出された。
体育館に入ると、先輩が三人しかいなかった。
暑すぎる。という理由で三人しか集まらなかったらしい。
僕はなんで呼ばれたのかわからず立ち尽くしていたら、先輩の一人が口を開いた。
先輩A「お前さあ、足遅いし体力ないのになんでバスケ続けてんの?バスケしてれば痩せれると思ったの?」
先輩B・C「ギャハハハハ!」
と、いって爆笑されたんだ。
僕は悔しかったけど、唇を噛みしめて耐えた。
すると、今度は違う先輩がしゃべりかけてきた。
先輩B「おまえ特技もないし、クソだもんな?ダイエット代わりなら陸上部でも行っとけ。」
僕はこの一言に食いついた。
谷「特技ならあります!」
先輩B「あぁ?」
谷「僕はみんなの前ではしませんでしたが、スリーポイントが得意なんです!」
僕は必死にそう言った。
悔しかったから。
すると、
先輩C「は?てめぇがスリーポインター?笑わせんな。」
と、いって絡んできた。
谷「じゃあ、見てみますか?」
と言って、僕はまた食いついた。
先輩C「ほぉ。じゃあ見せてみろよ。豚ちゃん♪」
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