翼伝説 開幕!?

30/75
前へ
/136ページ
次へ
シュッ スパッ 15 ここらへんで先輩達の驚きの声が聞こえてきた。 それでも僕は打ち続けた。 シュッ スパッ 20 どうやらカゴの中のボールは次で最後のようだ。 そのボールを取って僕はシュートモーションに入った。 すると…。 ドスッ! 谷「うっ!?」 僕は突然横に吹っ飛んだ。 最初はなにかわからなかったけど先輩達のほうを見たら、理由はわかった。 先輩Cが僕の腹に蹴りを入れてきたんだ。 先輩Cの顔は怒りに満ちていた。 先輩C「何7本越えてからも打ち続けてんだよ?俺をバカにしたかったのか?心ん中で俺のことバカにしてたのか?ああ!?」 僕は怖かった。 谷「そんなことありません!ぼ、僕はただ先輩達に認めてほしかっただけで…」 先輩C「黙れ。嘘ついて逃げようとしてんじゃねえよ」 先輩Cはそういって僕の胸ぐらを掴んで、引きづった。 僕は引きづられて、部室に入れられた。 先輩C「お前のせいで俺のメンツ丸つぶれじゃねえか…。どうしてくれんだ!ああ!?」 ボコッ! 今度はみぞおちをつまさきで蹴られた。 谷「ガハッ!グッ、うぅ…。」 僕はあまりの痛みに涙を流した。 それでも先輩は 先輩C「泣いたら許されるとでも思ったか?」 といって、暴力を続けてきた。
/136ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加