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シュッ
スパッ
15
ここらへんで先輩達の驚きの声が聞こえてきた。
それでも僕は打ち続けた。
シュッ
スパッ
20
どうやらカゴの中のボールは次で最後のようだ。
そのボールを取って僕はシュートモーションに入った。
すると…。
ドスッ!
谷「うっ!?」
僕は突然横に吹っ飛んだ。
最初はなにかわからなかったけど先輩達のほうを見たら、理由はわかった。
先輩Cが僕の腹に蹴りを入れてきたんだ。
先輩Cの顔は怒りに満ちていた。
先輩C「何7本越えてからも打ち続けてんだよ?俺をバカにしたかったのか?心ん中で俺のことバカにしてたのか?ああ!?」
僕は怖かった。
谷「そんなことありません!ぼ、僕はただ先輩達に認めてほしかっただけで…」
先輩C「黙れ。嘘ついて逃げようとしてんじゃねえよ」
先輩Cはそういって僕の胸ぐらを掴んで、引きづった。
僕は引きづられて、部室に入れられた。
先輩C「お前のせいで俺のメンツ丸つぶれじゃねえか…。どうしてくれんだ!ああ!?」
ボコッ!
今度はみぞおちをつまさきで蹴られた。
谷「ガハッ!グッ、うぅ…。」
僕はあまりの痛みに涙を流した。
それでも先輩は
先輩C「泣いたら許されるとでも思ったか?」
といって、暴力を続けてきた。
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