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先輩Ａ｢じゃあ、始めるか。｣
翼｢ああ。｣
先輩Ｂ｢じゃあ人数の利からして先攻はお前でいいぜ｣
翼｢ほぉ。そんなハンデいらないけど、まぁいいか｣
先輩Ａは翼にボールをパスした。
翼｢じゃあ行くか。｣
ついに翼と先輩達の勝負が幕を開けた。
先輩Ａ｢二人でプレッシャーかけてけ！ドリブルさせんな！｣
先輩達はさっそく仕掛けてきた。
先輩Ｂ｢抜かせねぇぞ！｣
先輩Ｃ｢止めてやる！｣
先輩二人はビッチリ翼にくっつき、もう一人はゴール近くを守っていた。
しかし…。
翼｢はは！そんな離れて守っちゃっていいのぉ？｣
先輩Ｂ･Ｃ｢？？｣
先輩二人は得点ドライブを警戒して、深めにディフェンスしていた
すると。
シュッ
先輩達｢！………………。｣
翼の手から離れたボールは空中に綺麗な弧を描き…
シュパッ
リングに吸い込まれた。
翼は得点係と審判に話しかけた。
翼｢３点ね♪｣
得点係･審判｢あ…はい。｣
得点板には静かに３の文字が入れられた。
ただいま、３対０
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