翼伝説 開幕!?

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先輩A「こ、こいつ…アウトサイドプレイヤーなのか?」 先輩B「き、気にすることはねぇよ!オフェンスで取り返しゃいいんだよ!こっちは三人だぜ!?オフェンスも完全有利だろ!」 先輩C「そ、そうだ!三人で攻めれば大丈夫だよ!」 先輩A「お、おう!」 翼「ふふん♪」 焦る先輩達に対して、翼は気楽そのものだった。 今度は先輩達のオフェンス。 翼はボールを先輩Aに渡した。 先輩B「ボール回してけ!」 先輩A「おう!」 先輩Aはスリーポイントラインの真ん中に立っていて、翼は先輩Aの三歩後ろに立っていた。 そこで先輩Bがゴール下へカットインした。 それを先輩Aは見逃さなかった。 先輩A(よし!) 先輩Aはで翼の上を通そうと、翼の頭上にパスを出した。 そのまま、先輩Bがキャッチしてレイアップするはずだった。 が、 翼「はっ!」 ピシッ! 先輩A「はっ?」 翼は高いパスに反応をして、手を伸ばしてジャンプした。 ボールは翼の指に弾かれて… ぽすっ 翼の手の中に収まった。 翼「マイボール♪」 先輩A(た、高っ……。) 先輩C「嘘だろ…?」 先輩達のオフェンスは、リングのネットすら揺らすことなく終了してしまった。
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