114人が本棚に入れています
本棚に追加
先輩A「こ、こいつ…アウトサイドプレイヤーなのか?」
先輩B「き、気にすることはねぇよ!オフェンスで取り返しゃいいんだよ!こっちは三人だぜ!?オフェンスも完全有利だろ!」
先輩C「そ、そうだ!三人で攻めれば大丈夫だよ!」
先輩A「お、おう!」
翼「ふふん♪」
焦る先輩達に対して、翼は気楽そのものだった。
今度は先輩達のオフェンス。
翼はボールを先輩Aに渡した。
先輩B「ボール回してけ!」
先輩A「おう!」
先輩Aはスリーポイントラインの真ん中に立っていて、翼は先輩Aの三歩後ろに立っていた。
そこで先輩Bがゴール下へカットインした。
それを先輩Aは見逃さなかった。
先輩A(よし!)
先輩Aはで翼の上を通そうと、翼の頭上にパスを出した。
そのまま、先輩Bがキャッチしてレイアップするはずだった。
が、
翼「はっ!」
ピシッ!
先輩A「はっ?」
翼は高いパスに反応をして、手を伸ばしてジャンプした。
ボールは翼の指に弾かれて…
ぽすっ
翼の手の中に収まった。
翼「マイボール♪」
先輩A(た、高っ……。)
先輩C「嘘だろ…?」
先輩達のオフェンスは、リングのネットすら揺らすことなく終了してしまった。
最初のコメントを投稿しよう!