翼伝説 開幕!?

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次の日 翼「おはよ~グッモーニン♪」 谷「おはよ~。」 翼は教室に入ると真っ先に谷に話しかけていた。 翼「いやはや、昨日親が用意してくれたアパートに行ったんよ。したらよ、ゴキがいたんだよゴキが!すごくね?」 谷「え?どこが?」 翼「いやいや!すごいべ!ゴキって、綺麗好きなんだべ?したらばウチは綺麗なんだべさ!」 谷「う~ん?そうだったっけ?」 翼「たしか!」 谷「僕からみたら黒光りした怪物にしか見えないんだけどなぁ」 翼「てめっ!ゴキをバカにしてはいけないよ!」 谷「なんで?」 翼「ゴキの頭を折っても9日間は死なないんだぜ!しかも死因なんだか、わかるか?」 谷「……?」 翼「餓死だぜ餓死!すごくね?ゴキブリすごくね?脳みそ無くても口が有れば生きれんだよ?ある意味最強じゃね?」 谷「餓死……。だから、ゴキブリ並みの生命力とか言うんだね。」 翼「まぁ、ゴキブリになろうとは思わないけどね。」 谷「まぁね」 二人で雑談を楽しんでいると、翼の肩に手が置かれた。 翼「んぁ?…………タケか。」 武「タケだ。今からちょっと、いいか?」 翼「え?ナンパ?」 武「バカ。話だ。」 翼「ほぅ、いいぜ。」 武「よし。」 タケは教室のドアを開けて廊下に出た。 翼「時間に間に合わなかったら、適当に話つけといて」 谷「あ、オッケー」 翼は谷に言っておいた。 翼「どこ行く?」 武「どこ行くか?」 翼「考えてないんかい!」 武「嘘だ。屋上いくぞ」 翼「屋上ね。オッケー」
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