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すると、洸は用意が済んだのか、バッグを抱えて体育館から出て行こうとしていた。
翼「田華藤!」
翼が呼ぶと、洸は振り返らずに止まった。
翼「俺は、このチームでインターハイを目指す!」
八「……!」
武「!!」
翼「だけど、今の状況だと、PFとCのポジションが開いたまんまだ。そこで!もし、お前が強くなりたいなら………俺達はここで待ってるからな。」
洸「………………。」
洸は翼の方は向かずに、翼にピースサインをした。
翼「へっ♪」
八「!!」
武「ははっ♪」
洸は帰って行った。
翼「やっぱ洸は心配なさそうみたいだな。」
武「だな」
八「すげ~!」
ドフッ
翼「ぎゃああああ!」
真次は歓喜のあまり、翼のみぞおちにタックルをかました。
八「すげーすげー!予想してたんだね!翼ぁ!」
翼「い、いや、別にそこまでは…ぐふっ……。」
武「ま、洸は心配なしっていうのは変わりないんだし、真次が喜ぶのは無理もないだろう。」
八「そうだよそうだよ!」
翼「わかった!わかったから早く降りてくれ!」
真次は翼に馬乗りしていた。
武・八「はははははっ!」
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