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3分後
翼「実は今日、特別ゲストを呼んでいます!」
武「ゲスト?」
八「誰?」
翼「そろそろ来るはず。」
ガラガラ
体育館の入り口が開く音が聞こえた。
谷「どうも~…」
八「タク!」
武「谷!」
翼が呼んだ特別ゲストとは、谷のことだった。
谷「体育館、久しぶりだなぁ。」
八「辞めたの1ヶ月くらい前だっけ?」
谷「うん。先輩達が怖くて…」
翼「けど、もう先輩は一人も残ってないからな。思いっきりバスケができるぜ!」
谷「うん!」
武「けど、バスケは1日休んだら取り戻すのに3日かかるんだぞ。谷は1ヶ月やってないから、前の実力を取り戻すにはあと90日かかっちまうよ。」
翼「チッチッチッ♪甘い甘い。甘すぎるよ小沢さん」
武「誰が小沢さんだ。スピードワゴンになった覚えはないぞ」
翼は武実の突っ込みは無視して、谷に小声で話しかけた。
翼「あいつらは谷の¨秘密兵器¨のこと知ってんの?」
谷「みんなの前でやったことないから、たぶん知らない」
翼「じゃあ見せつけてやろうぜ!御披露目会だ!」
谷「うん!」
翼は振り向くと、二人に言い放った。
翼「ただいまより!ハーフコートの2対2をしたいと思います!」
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