翼伝説 開幕!?

68/75
前へ
/136ページ
次へ
薫が武実にパスをした。 武「うし。」 八「俺すぐ空くからみとけよ!」 武「はいはい。そういうのは谷を撒いてから言おうか」 八「ちくしょ~!」 真次はなかなか谷から離れられず苦戦していた。 と、いうより離し方がわからないのだ。 よって、さっきから真次はゴール下を行ったり来たりしている。 武「ばか。んな無駄に動いたら体力なくなんだろ。ついこないだ教えたヤツやれ」 八「そうか!よぉし!」 真次は両腕の側面で谷を少しずつ押した。 谷が力を入れた瞬間、ロールをして谷の前に出た。 八「んでこのまま!」 真次は腰を落とし、踏ん張る態勢にして、谷を背中で押さえ込んだ。 谷(スクリーンアウト!) 八「へいパスぅ!」 真次が武実を呼ぶ 武「いよぉし!」 武実がパスをしようとすると。 翼「うぉっとぉ!」 それを翼が遮った。 翼「そんな簡単にパスさせるわけないじゃん」 武「か~、手きびしいねぇ」 武実はそういうと、ピボットでステップを踏む態勢になった。 武実はまず左にステップを踏んだ。 翼もこれについていく。 翼(スピードないな…。) 次に右にステップを踏んだ。 この時、一瞬だけ体に隠れて翼からボールが見えなくなる。 その瞬間。 ヒュッ! 翼「!!!」
/136ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加