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翼「マーイボ、マーイボ♪」
薫「うるさい。早くプレー開始させろ」
翼「ちっ、せっかく真次のこといじめてたのに~」
八「俺かよ!」
武「お前しかいないだろ。ナイスパス無駄にしやがって」
武実と翼の追い詰めコンボが真次の精神的を大きく削った。
八「く、くそ!次だ次ぃ!」
べそをかいて反論する真次。はたから見たら、とってもみじめ
神「真次くん、かわいい♪」
石「子供みたい♪」
けど、女子には高評価。
翼「いじめもすんだことだし、そろそろ始めますか!薫!ボールちょうだい!」
薫「おう。プレー開始。」
翼は薫のパスを受けると、すぐさま谷とアイコンタクトをした。
翼(いくぜっ!)
谷(了解っ!)
4人の現在地は翼・武がトップ。谷・八が右サイドにいた。
ここで翼がタケをピボットで左右に振る。
武(抜かせねーぞ!)
翼の目線が左に向いた。
それに反応し、タケは重心を左に寄せた。
すると、タケの目の前からあっさりと翼が消えた。
武「はやっ!」
翼はタケを容易に抜いた。
翼はそのまま、右サイドに行った。
八「抜かれんなよ!ばかっ!」
それに反応して、真次がサポートに入った。その動きを見計らって、谷がスリーポイントラインから出た。
それを見た翼は、あと真次とぶつかる30センチ手前で、頭の横から後ろにボールをパスした。
谷「ナイスパス」
シュッ
武・八「スリー!?」
谷の手から放たれたボールは綺麗な放物線を描いて…
シュパッ
リングに吸い込まれた。
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