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八「タケぇぇ!パスパスパスパスプァース!!」
武「うるせぇぇ!黙っとけぇ!」
武実は真次を一喝すると、すぐに冷静になって分析を始めた。
武(もうさっきのプレーは通用しねぇだろうなぁ…。かと言って、違うプレーしようにも、真次が使えないから意味ねぇし…。)
ぼんっ
武(ん?ぼんっ…?)
武実の目の前をオレンジ色の球体が通り過ぎる。
それを見て武実は何が起こったのかを一瞬にして把握した。
武「………げっ!」
ボールは見事に弾かれ、翼の手のひらに入ってしまった。
八「た……タケぇぇえ!」
翼「んふふ♪集中すんのはいいけど、ボールのキープを忘れてしまってはいけないよ♪」
武実は愕然とした。
武「あ、あはは……。」
武実は声は笑っているが、顔は引きつってしまっているため、とても笑顔とは言えない顔をしていた。
残り8分27秒
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