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翼「なぁ、タケ~」
武「なんだ?翼」
昼休み、校舎裏にて。
あの2対2のあった時から19時間50分後、俺達(谷、タケ、翼)は校舎裏でシューティングをしている。
翼「5人揃ったけどよ、未だに一つポジション空いてるじゃん?」
武「………パワーフォワードか」
翼「そう。んでさ、やらせるとしたら、もうあのバカしか残ってない訳じゃん?」
武「まぁそうなるな」
谷(バカって呼び名になったんだね…真次くん。)
翼はウ~ンと唸ると、少し困ったような表情になった。
翼「………出来ると思う?」
武「まぁ、厳しいだろうな…。」
翼「だよね~。」
翼はもっと困った表情になり、頭をボリボリと掻いた。
翼「アイツ、中学で何部?」
武「ん?………………知らね」
翼「まじでか。」
武「まじだ。」
翼「うへぇあ~。バレー部とかならいいなぁ~。まだ期待できるし。」
武「確かにな。あとで聞いてみるか」
翼「そうしよう」
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