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~荒れた道~
中学②年生になったケイは人が変わっていた。
目つきは鋭く、髪は金髪、学校にもろくに行かず不良仲間の部屋に入り浸っていた。
坊主の少年「ケイー。今日何する?」
ケイ「知らねぇょ。俺に聞くな。」
坊主の少年「ハイハイ。じゃあ②ケツで○○中の奴等に絡みに行こうぜ」
ケイ「…」
無言でうなずく。
「ォラァ!!」
バキッ!ドカッ!
「誰に上等こいてんだよ!!」
いつものように喧嘩ばかりしていた。
相変わらず毎日が退屈だった。
ケイ「俺ダルィから帰るわ」
ブォンブォン!!
バイクにまたがりケイは友達の家に帰って行った。
ケイは中学②年生に上がる時に家出をして坊主の少年の家に居候をしている。
自分の家にいてもつまらない。
ここなら少しは退屈じゃなくなるかな。
そう思い、家を飛び出した。
警察に捕まった時は学校の担任か坊主の少年の親が迎えに来てくれていた。
近所でもそれなりに有名になり周りの不良には一目おかれていた。
そんなある日…
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