運命

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俺は 風見 竜 中学校三年生である。 ここで少し昔話をしよう。 俺は昔から誰にも相手にされなかった。 幼稚園では 友達が一人もできず先生にも嫌われていた。 小学生になってもそれは全く変わらなかった。 むしろひどくなっていった。 登校2日目には靴を隠され 5日目には給食にがびょうを入れられ 10日目には机と椅子が無くなりロッカーは壊されていた。 そんな俺は生きる意味を見失うのに時間はかからなかった。
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