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「ただいま~」
「おかえり~……ふふふっ。何その顔?罰ゲームでもしてきたの?」
俺が家に入ると、お袋が俺を見るなり笑った。
「まあ、その通りだ。今日は風呂に入って寝るよ。飯はいらないから」
「分かったわ。お風呂はもう沸いてるから。いつでも入れるわよ」
「分かった。ありがとう」
俺はお袋にそう言うと、脱衣所で服を脱ぎ、風呂場へと入った。
(今日は大変だったな……翔太郎は暴走するし……罰ゲームになるし……まぁ。楽しかったけどな)
俺は鏡に映る自分の顔を見て、体を洗った。
(でも、翔太郎も学校の雰囲気に慣れてきたのかな……アイツが引っ越して来てからというもの、トラップで先生に色々としようとする毎日だったし、それでみんなアイツと仲良くなったしな……)
俺は体の泡を洗い流して、顔を洗うと、シャンプーを手にとって、髪を洗い始めた。
(まぁ、俺は最初からアイツとは気が合ってよく話したし……アイツがいると楽しいし……)
俺はシャンプーの泡を落とし、浴槽に入った。
「さて、明日はデートだしな。もう少ししたら上がって寝るかな……」
十分後、俺は風呂から上がり、パジャマを着て、部屋へと行くと、ベッドに寝ころび、すぐに深い眠りについた。
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