第三な幼女

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一人できた…こんなところへか? あり得ないだろ、大体どうやってここまできたんだ。 「もしかして家近いの?」 そう言うと彼女は首を振った、ますますわからないな。 僕が悩んでいるとお手洗いからスズちゃんとムツミちゃんが帰ってきた。 「あれ、兄ぃその子だれ?」 「暦さん…小学生をナンパするなんて…」 ああ、違うんだムツミちゃんお願いだから僕から間合いをとらないで。 「ムツミちゃん、僕には君達がいるからもうナンパなんてことしないよ」 「暦さん、なに言ってるんですか?」 あれ、反応はイマイチだな。 「とりあえず、暦さんがナンパしているこの子はだれですか?」 それはこっちが聞きたいよ。
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