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スズちゃんと一通りのことを終え、夕食を食べることにした。
もう一人暮らしも長いから大抵のものは作れるが、やはりスズちゃんにはうまいものを食って欲しい。
「スズちゃん、外食にしない?僕あんまり料理上手くないからさ」
「食事なら、スズがつくるよ」
「スズちゃん、作れるの?」
「うん、スズ家で一人が多かったから」
これは意外だな、しかし小学生の料理とはどんなものか…もし不味くても小学生に作ってもらってると思えば、それはそれで美味しいはずだ。
「じゃあ、スズちゃんにお願いするかな」
「うん、ちょっと待っててね準備するから」
そう言うとスズちゃんは持ってきた荷物の中からなにかを出した。
「兄ぃ待っててね、すぐ着るから」
スズちゃんが出した荷物は可愛らしいエプロンだった。
それを着けたスズちゃんを想像しただけで悶えてしまいそうだ。
「兄ぃ、準備できたよ、これスズに似合ってる?」
そう言うスズちゃんのエプロン姿には神々しさがあった。
「スズちゃん、凄く似合ってるよ」
「ありがとう、兄ぃ」
輝かしい笑顔により、理性が吹っ飛びそうになるが、自分の良心によりどうにか立て直すことができた。
それにしても、この組み合わせは強すぎる、エプロンに幼女って最高コンボだよ。
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