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料理を作るスズちゃんを見ているけど、なんかそそるな。
特にキッチンがスズちゃんより少し高いから背伸びして料理をしているところが良い。
なんだろうか、このポカポカした感じ…そうか、僕は幼女に癒されているのか。
そんなことを考えているとスズちゃんが料理を運んできた。
「兄ぃ、できたよ」
運ばれてきたのは、定番のカレーだった、確かにカレーなら間違いはないはず。
そして、僕がスズちゃんの作ったカレーを食べようとしたときだった。
「兄ぃ、抱っこして」
「いや、スズちゃん今から食べるんだから無理じゃないかな」
「兄ぃは抱っこしてくれないの?」
スズちゃん、その上目に潤目はだめだよ。
「…わかったよ、でも、どうやって僕はスズちゃんが作ってくれたカレーを食べるの?」
「スズが食べさせてあげる」
「………」
スズちゃん、僕は君を食べたくなった。
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