第三な幼女

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結局ジェットコースターに乗り、その後も二人に振り回された。 ありったけ遊び閉館が近づいてきた。 そんなとき、一人の可愛らしい少女が目にとまった。 その少女は閉館が近いにも関わらず、一人ベンチに座っていた。 「ちょっとごめんね、君どうしたの」 迷子かもしれないから声をかけた、決して少女だからではないよ。 「………」 少女からはなにも返ってこない、もしかして僕変な人と思われてるのか。 「君は迷子かい?親と一緒にきたの?」 彼女はなにも答えないまま、首を横に振った。 迷子じゃないのか…親と待ち合わせだろうか。 「親と待ち合わせ?」 しかし、またもや彼女は首を横に振った。 「じゃあ親はどこだい」 そう聞くと彼女はやっと口を開いた。 「一人できた…」
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