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「それじゃあ、暦あとは頼んだぞ、生活費は多くしとくからな」
そう言って、親父は行ってしまった。
残ったのは僕と目の前の少女だけだ。
「…とりあえず、名前聞いてなかったね、なんていうの?」
「スズの名前は、「天村 美鈴」よろしくおねがいします」
うわ、自分の名前言う前からスズって…言っちゃうのか。
「美鈴だからスズか…、スズちゃんでいいかな?」
「うん、よろしくね」
「僕の名前は「加藤 暦」よろしく、呼び方はなんでもいいよ」
「じゃあ、兄ぃって呼ぶ」
兄ぃか…いいな、幼女にこうよばれると、なんか幼女にはまってしまいそうだ。
「外じゃ寒いから、中入りな」
そう言うと、スズちゃんは僕の服のは中に潜った。
「スズちゃん、どうしたの」
「兄ぃの中が一番暖かいから」
もうヤバい、幼女の無邪気さは最高だ。
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