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オレ今 死亡フラグびんびんに立ちまくってるな…。言っておくが死亡フラグがびんびんなだけで、決してオレの息子は元気ではない。むしろ縮こまってる気がする。
松塚の目つきが恐い。さっきからずっと睨まれ続けてる。オレが何をしたってんだ!
「あのう…睨まないでくれません?」
「はあああ!?話しかけんじゃねえよ!死ねボケ!!」
うおうビックリしたー。松塚おっかない。オレ今、手汗ハンパない。
松塚は常にキレていると、オレは瞬時に頭にメモった。
やっと昼休み!ふぅ腹減った。ん?松塚とあれからどうだったって?ずっと痛いくらいの殺気を感じてましたよー。
「正彦さんっ…」
このロリショタ声は…真菜?オレは振り返…ピンポーン!
「真菜、どうしたんだ?」
「あのっ一緒にご飯…食べませんか?」
もじもじしながら真菜は俯く。いかん鼻血が…
「良いよ。じゃあオレは真菜の席の前に座るから待っててくれないか?」
「あっありがとうございますありがとうございますっ!いつまでも待ってます!」
いや真菜、いつまでもは待たなくても良いと思うよー。
オレは教室から出て食堂へと急いだ。普段はコンビニで買って行くのだが、今日に限って忘れた。
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