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龍聖「で、本当の理由はなんだ?」
ガルダスを、椅子から引きずり下ろし床に正座させてから問い始める。
ガルダス「はい、実は政府からの命令でして…。」
英治「(情けねぇ、あれで此処の局長なんだよな?)」
雷牙「(怒ると手がつけられませんからね。龍聖は…。)」
などと、改めて龍聖の恐怖を感じる2人。
龍聖「政府から?」
ガルダス「魔法犯罪者の検挙から魔物討伐を請け負う<<晴天の十字架>>のトップ3が学園も通ってない子どもでは、示しがつかないからと。」
雷牙「確かに、そうですね。」
英治「俺たち、ガキの頃からずっと任務ばっかりだったしな。」
英治の言葉に4人の表情が暗くなる。
ガルダス「まぁ、これは私からお前たちに対する休暇として引き受けて貰えないかな?」
雷牙「……。」
英治「……。」
龍聖「………わかった。受けよう。」
龍聖からOKの返事がでる。
雷牙「龍聖…。」
龍聖「いいじゃねぇか。たまには…。ニコッ」
そっと微笑む龍聖。
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