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震えるほどの希望を
きっと僕は欲しがっている
君が望むほどのものでは
ないとして
ただそれは
青い春であってほしい
置き去りにしてしまった
たぶん、僕自身は
未だに体育館のビロードから
脱け出せずにいる
巻き戻せないテープに
ため息を吐くしかないのか!
(誰かのせいにして)
見えない明日に
時計を合わせなければならない
(一寸の狂いもなく)
それが苦痛だと、なぜ
なぜ、吠えることもできないのか
わからない
ただ、
青く背伸びすることを
止めてしまった僕は
震えるほどの希望を
ずっと欲しがっている
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