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｢それはこっちの台詞だっつぅの！その性格じゃあ男なんか出来ねぇだろ。｣
｢君さ…なぁ～んもわかってないのね。｣
｢何が？｣
｢あたしと付き合った男は皆あたしに夢中になるの。別れた男は全員あたしをまた求めて馬鹿みたいに追いかけ回すのよ。｣
｢ハッハッハー。小夜姫さん、性格悪くてオマケに妄想癖か。ヤベェな。｣
｢💢。｣
｢…さ～せん。｣
彼女が一瞬鬼に見えた。
｢あたしと君が付き合ったら凄く気の毒な事になる。｣
｢あーそりゃ気の毒だろうね。小夜姫さんと付き合うのは。｣
｢全然わかってない。｣
そう言って彼女は黙ってしまった。
｢小夜姫さん、俺特定の彼女とか作んないで。｣
｢どうして？｣
｢前は彼女居たんだけど…俺、モテるし女が寄って来るからさ…浮気するし、浮気したら彼女泣きわめくし、だったら作らないでいっかって。｣
｢はぁ…。本当に残念で可哀想。｣
｢何だよ！さっきから残念、残念って！！｣
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