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副長「全艦発進準備整いました。」
タシロ「わかった。 全艦発進!」
副長「全艦発進。」
副長の言葉で殴り込み部隊… いや殴り込み艦隊が発進した。
オペレーター「ワープ可能空域まで後20分。」
ぞくぞくと各艦が発進している中、オペレーターが計器を見ながら言った。
タシロ「よろしい、ワープができ次第超長距離ワープをおこなう。」
オペレーター「了解、可能空域に着き次第超長距離ワープをおこないます。」
タシロ提督の言葉を復唱しながら準備を開始した。
タシロ「……ところで副長、彼らはどこにいるのかね。」
周りでオペレーター達が仕事をしている中タシロ提督が聞いた。
副長「彼ら? あぁ、インフェルノ所属の彼らですか。 少し待ってください。 ………………現在、最後尾を航行中です。」
副長は彼ら…… ハヤト達インフェルノ組を探して報告した。
タシロ「最後尾だと? 何かあったのかね。」
最後尾な事を不思議に思ったタシロ提督が聞き返した。
副長「いえ、その様な事は聞いていません。 ですが多分……」
タシロ「多分?」
副長「他の艦の者から何か言われたのではないでしょうか。」
タシロ「他の艦から? なるほどあり得る。」
いきなり殴り込み艦隊に入ってきたハヤト達を快く思ってない人が多くいたからだ。
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