223人が本棚に入れています
本棚に追加
そのハヤト達は………
ハヤト「おぉ! 凄い! 」
ルネ「確かに… これだけの宇宙戦艦が集まるのはそうそう無いからね。」
次々と発進していく艦を見ながら興奮していた。
副長が言っていた通り、発進前になって他の艦の艦長から苦情がきた。
だがハヤトも初めから最後にしようとしていた為快く受けた。
アイン「マスター、最前列の艦がワープを開始し始めました。」
二人を尻目にインフェルノを操縦していたアインが声をかけた。
ハヤト「えっ、ホント!?」
アインの言葉を聞いたハヤトが最前列の方を見た。
だが……
ハヤト「………遠すぎて見えない…。」
確かにチカチカと光っているのは分かるがそれだけだ。
ルネ「それはそうよ。 インフェルノ自体も約10㎞、そしてそれよりも大きい艦が多数いて、しかもぶつからないように距離を開けているんだから見える筈はないわ。」
落ち込んでいるハヤトを、呆れた顔で見ていたルネが言った。
ハヤト「だってさ~…ブツブツ」
見えない事に腹をたてたハヤトがブツブツ言い始めた。
アイン「エルトリウム、ワープを開始し始めました。」
そんなハヤトを無視してアインは仕事を続けた。
最初のコメントを投稿しよう!