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ログ「それはな…… 恥ずかしい事なんだが、軍の面子の為だ。」
頬を掻きながら少し恥ずかしそうに言った。
ハヤト「軍の… 面子?」
ログ「あぁ、今回の作戦はエルトリウムでの地球脱出が元になっているせいか、一般市民から不満が出ていてな…… 上層部がそれを払拭しようと躍起になってるのだ。」
ハヤト「……なら俺達はそのとばっちりを受けたと?」
ログ「そうだ。 わからないとは思うが、もし宇宙軍の者ではないのがバレたら今度こそ世界中で暴動が起こる。」
ハヤト「うわっ……… 宇宙怪獣に勝っても、戻ったら反逆者とか?」
ログ「暴動が起きて世界が変わればな。」
意外と大変な事をログは苦笑しながら言った。
ハヤト「ですよね。 でも人類が戦争を起こしているのは確実なんだけどね。 ボソッ…」
最後の方はログに聞こえないように呟いた。
ルネ「…ハヤト、それはどうゆう意味?」
それを近くにいたルネが聞いていたのか、真剣な顔で聞いてきた。
ハヤト「あっ、ヤバ!?」
まさかルネが聞いているとは思っていなかったのかハヤトは慌てた。
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